断然デジタルよりもマニュアルカメラがおすすめ。

写真とか  |

誰が押しても同じようにピントが合い、きれいにうつるデジタルモードは便利です。写真と私たちの距離をぐっと縮めてくれたのはまちがいなくデジタルカメラが普及したおかげです。

ただデジタルのオートモードで何度も写真を撮っているとあることに気づきます。瞬間に心を動かされてシャッターを切ったはずなのに、出来上がった写真を見るとその感動した部分が撮影されていないことがどうしてもあるのです。いつもよりずっと大きく美しく見えて思わずシャッターを押したはずの満月や、夜空一杯に広がる打ち上げ花火はデジタルのオート機能では肉眼で見たように美しく撮ることはできません。

マニュアルでピントも露出も自分で合わせ、撮りたいものにあわせてレンズを交換することによって、心を動かされた景色を鮮やかに切り取り、写真でずっと残すことができるようになります。
初心者には難しく思える設定も、慣れればスムーズに設定が可能になります。たくさん失敗して練習することが撮影の上達の近道となります。設定ミスだったはずが思いがけず面白い写真が撮れることもあります。

マニュアルを使いだすと設定する手間が楽しくなります。撮影する人がただシャッターを押す人ではなく、構図を考え瞬間を切り取る「表現者」に変わるからです。



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